• お知らせ 2023.7.31

編集者がただ感想を綴る不定期日記「知らんけど。」

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──4年ぶりの興奮(2023.07.31)

4年…実にコロナ禍に入る前に行ったLLR9から4年ぶりにaiko(さん)のライブに行ってきました。

久しぶりに体感した音楽の渦に圧倒されたのでライブの感想という名の自分語りをしようと思います。 長いです。
この4年でTwitterにセトリを上げるのはマナー違反、ということになってしまっていたので、セトリについては触れません。ご安心ください。
(それにしてもここの更新が止まりすぎていましたね)

さて…今回奇跡的にめちゃくちゃ近場&日曜開催のファンクラブチケットを勝ち取ることができ、開演10分前に着く予定で家を出発。

今まで最低でも物販開始時間には会場入りしていた私が…開演10分前、グッズは開演後にしようだなんて…丸くなったもんだぜ…。

会場最寄りの駅トイレは混んでるかな? 駅からの道すがらはジャンキー(aikoのファンのこと)をたくさん見れるかな?と、久々のライブの雰囲気にわくわくしていた私。
いざ最寄り駅についてみたら、
だれっひとりいなくて
地方公演の四文字を噛み締めました。
味わいたかった、ライブ前の高揚感。

滋賀なのでホールの周りに時間を潰せるところもほぼないし、開演前の物販もなぜか早めに切り上げられてるし、
そりゃ大阪公演みたいに「いつ行ってもファンでいっぱい!」にならんわな…。

私はaikoのつくる楽曲を愛してやまなくて。aikoの歌声をひとつの楽器としてめちゃくちゃ好きで。
もちろん歌詞に「そんな言葉を選ぶのか」とシビれる時も多々ありますが、それ以上にaikoの選ぶメロディーライン、アレンジ、人並外れた歌声が大好きで大好きで。
ライブでその時にしか聞けないaikoのノッた声、アレンジ、バンドメンバーの音を生で聴けるのって最高にご褒美。

ずっとライブに行けてなかったことで、ライブがなくてもまぁ…生きていけるか…と思うようになっていたんですが、
だめですね。やっぱaikoのライブがないと生きていけない。

地方公演ならではの小ささのびわ湖ホールでは、各楽器(歌声含む)が綺麗に立体的にそれぞれ聞こえてきて、
バンドメンバーオタクかつアレンジャーオタクの私には堪らない滋賀公演となりました。
島やん(島田昌典さん)とたつたつ(佐藤達哉)さんを二人揃ってライブで聴けるって何事????

今回体力もそんなにないし、昔ほど飛び跳ねたりは自粛するぞ…と思っていたんですが、
漫画でよくある「な…身体が…勝手に…!?」(これが…あいつの力…!?)みたいなことになっていました。
イントロ始まった瞬間に無意識跳んでるからもうどうしようもないですよね。

思い返せば、小説も漫画も好きなんですけど、私から片時も離れなかったのは音楽で。
趣味として「自分で表現したい!」となるのも音楽で。
ライブ中、何でなんかなと考えていたんですけど、私にとって音楽が一番気持ちいいからだなぁと気づきました。
下手な音でも思っている音楽を再現できるのはすごく気持ちいいし、好きな音楽に身体をゆだねて揺れたり跳んだりするのもめっちゃ気持ちいいし、
それは一人でも大勢でも変わらずに気持ちよくて、疲労も吹っ飛ぶような快感を毎度味わっているからこそ、ずーっと音楽と共にあるんだなぁと実感しました。
コロナやら何やらで少し離れていましたけど、それはあんまり自分の身体と心に良くないと気づけたので、意識的に摂取しようと思います。

最後に、私がどれだけaikoのことを愛しているか、読者の方にちゃんと伝わるのはどんな表現だろうと考えてたんですが、
私は「お前の命と引き換えればaikoは死なずにすむ」と言われたら「あ、じゃあ」と命を差し出せるくらい好きです。
現実問題、家族のことも守りたいのでそんな無責任なことはできないと言えばできないんですけど、
家族抜きで考えたら自分の命は惜しくない。それくらい好きです。

aiko、25周年おめでとう!!

(水本)


──趣味なのか意地なのか。(2022.03.04)

懲りずにラーメンを作っています。
鶏煮干しの醤油と濃厚の2種。

味も纏まってきたように思います。
試行錯誤の繰り返しに、これは趣味なのか意地なのか…よく分からなくなって参りました。

(萩森)


──その出版社の面接でこれについて語ればよかった(2021.10.25)

子どもの頃、家には姉の持つ漫画しかなくて、唯一ある『動物のお医者さん』(白泉社刊)を何回も何回も姉に隠れて読んでいました。(見つかっては叱られた)

小さい頃からなぜか無類の犬好きで、近所で飼われていた極度に子ども嫌いなマルチーズに何度噛まれようと、同じく近所のゴールデンレトリーバーにお気に入りのクマのぬいぐるみを飲み込まれようと、全く怯まず常に触りに行き、犬の飼い方の本を必死に読み込むほど犬が好きでした。

だからシベリアンハスキーのチョビがしゃべる『動物のお医者さん』は実に愉快な漫画で、何度読んでも飽きなかったのです。

当時家にあった新書判のコミックスは知らぬ間に姉が全部売っていて、今は手元に一冊もありません。
先日、せめて文庫版でも…と思いましたが、文庫版は扉の収録がないとのこと。

このあたりは…まぁ、なんとか自分と折り合いをつけて漫画を手に入れるとして、正直もっと『動物のお医者さん』にお金を落としたい…。
余裕のある大人となった今だからこそ思う…。何か貢がせてほしい…。

モノクロの漫画の絵でLINEスタンプになったりしないんでしょうか。間違いなく買う。めちゃくちゃほしい。

あとモノクロの絵がいっぱい並んでるクリアファイルとか、ステッカーとかが出たらめちゃくちゃほしい。

ドハマりした世代はたぶん30〜40代。
きゃぴきゃぴしてないグッズなら普通に売れるんじゃないでしょうか!?

スタンプにするんだったら、確かハムテルが子どもの頃に作った俳句、犬の口はゴムパッキンでできている、のシーンをお願いします。

(水本)


──すーを差し上げます!(2021.9.29)

いつの間にか、季節は秋ですね。
通勤路に落ちている潰された銀杏の匂いはとてもいい匂いとは言えず、息を止め、早歩きで駆け抜けるこの頃です。

銀杏の匂いは苦手ですが、秋は好きです。空が高く澄んで見えるので、体が軽くなる気がします。ただ、一気に日が短くなるので、少し切ない気持ちにもなりますが…。


切ないといえば、ついに終わってしまいました。私の耳の恋人であった、ABCラジオ「ダイアンのよなよな」が。

フリートークからネタハガキまで、とてもベタな深夜ラジオで、7年半続いた抱腹絶倒番組でした。

ダイアンさんが東京進出した後も変わらず続いていて、関東の番組に出ているときよりも心なしかリラックスして、楽しそうにやられていたので、まさか終わる日が来るなんて想像もしていませんでした。

しかし、春は別れの季節だとはよく言いますが、別れは秋にも、季節関係なく唐突に訪れるものなのです。この切なさの積み重ねで人は大人になっていくのです。

ユースケさんの低音と津田さんの高音が合わさった「ダイアンのよなよな」というどなりがもう聴けないと思うと本当に寂しいのですが、休み明けで少し憂鬱な気分の月曜日を毎週楽しませてくれたダイアンさん、本当にありがとう!

またどこかで、ダイアンさんのラジオが聴ける日を心待ちにしています。

最後に、ダイアンさん、スタッフさん、私と同じよなよなリスナーたち、そして忘れてはならない武将様とギャロップ林さんに、特大のすーを差し上げます!

(岡井)


――クラブハリエとたねやは大阪のお店と思ってました(2021.09.01)

ずっと「『曇天に笑う』って何で"曇天"なんだろう?」と疑問に思っていました。

一年前、滋賀県に引っ越してくるまでは──…。

Q.滋賀県民になってどうしてその疑問が解決したんですか?

A.滋賀県、ほんまにほぼずーーーっと曇り空で太陽出てる方が珍しいんですわ!!!

いや本当に、大阪に比べて空が広くて(高層ビルはあるにはあるが、建物と建物の間が広い)、空がよく見えるおかげで「なんか…今日も曇ってるねんけど…」と気付く日が多いんですよ。

頭上は晴れてたとしても、琵琶湖の方とか、比叡山の方とか見たら絶対すごい灰色の雲が見えるんですもん。
「あ、このあと雲来るな…」とすごくよくわかる。そして曇る。暗い。

唐々煙先生がタイトルをつけた本当の意図はわからないのですが、滋賀に住んでみて初めて「もしかして…こういうこと!?」と気付きを得ました。

空が好きな人にはとってもいい街だと思います。滋賀県。
決して田舎ではない、栄えた駅前だとしても空が広いです。
どこにいても大抵比叡山がよく見えるので、秋になると「もうあそこ雪降ってる…」と小さな季節の変化もすぐにキャッチできます。

草津市らへんまでなら京都へ20分で行けますし、なぜかパン屋さんの数がめっちゃ多いし、平和堂はどこのスーパーよりもフルグラが安い(500円)ので、移住、とってもおすすめです。

(水本)


――振り返ると猫(2021.08.02)

関西事業部のニューフェイス、岡井と申します。
好きなことは漫画を読むこと、音楽を聴くこと、映画を観ること、ご飯を食べることです。ご飯は作るのも好きです。

一昨日、爆音で音楽をかけながら、陽気に夜ご飯を作っていたところ、背後から、何かただならぬ気配を感じました。
恐る恐る後ろを振り返ると、猫がこちらをジッと見ておりました。とても可愛い三毛猫です。

な―んだ、猫かあ…と思ったのですが、私は猫を飼っておりません。猫は好きですが、猫アレルギーなので飼いたくても飼えないのです。

見間違いかな? と思い、再び振り返ると、やはり私の部屋の真ん中に猫がいます。お行儀よく、ちょこんとお座りしているのです。

数秒後、私の「ええええっ」という大きな声に驚いた猫は、開いていた窓から、ものすごい勢いで帰っていきました。

…どうやら、換気のために開けていた窓を見つけ、器用に網戸をこじ開けて侵入してきたようです。なんと逞しい…。

猫の逞しさを見習って私も頑張って参りますので、みなさま、これからどうぞよろしくお願いいたします。

(岡井)


――アラフィフ(2021.07.20)

昨年末より週末にラーメンを作り続けています。
毎週ラーメンを食べることになる家族には、余り良い顔はされていませんが…。

鶏ガラ、モミジ…試行錯誤の末、なんとか味が纏まって参りました。

そろそろ、事務所の皆さんに食べて貰おうかな…? あれ? …強要かな?
ここでもまた良い顔されないかな…色々考えてしまう肩身の狭い毎日です(苦笑)

(萩森)


――入院(2021.05.31)

このようなご時勢に大変心苦しく思いながらも、
形成外科で手術を行う為、人生初の入院を経験致しました。

せっかくなので入院中に衝撃を受けたベスト3を書き殴ります。

---------
●規則正しい生活
→6時起床~22時就寝、バランスの取れた1日3回の食事。
 健康的すぎて聖水ぶっかけられたアンデッドの気持ちになる。

●完全禁煙
→敷地内全面禁煙、下手すると違反で強制退院。
 人によっては何よりも辛いはず……。
 しかしながら脱走者を全く見かけなかったので素晴らしい限り。

●患者さん
→患者さん同士のトラブル……ではないが、
 同室のお年寄りがノコギリを使いだして少し騒ぎに。
 迷惑とか通り越して思わず笑ってしまう。
---------
以上です。

あと、新型コロナウイルス感染防止対策の為、
入院前日あたりにPCR検査が必須でした。
正直、これが一番怖かったです。

(後藤)


――恥ずかしさで青ざめました(2021.05.27)

Bank Bandがカバーしている『カルアミルク』が好きです。

牛乳の中でカルーアがゆらゆら揺れているような歌い方で、ピアノ、ギターが軽やかに合わさっていく、あの心地よさが。
あの『カルアミルク』がすごく好きです。

だからといって、許されることと許されないことがある。

この間、職場のラジオから流れてきた岡村靖幸さんの歌う『カルアミルク』に言ってしまったこと…。


「うーん、この『カルアミルク』のカバーの仕方、好きじゃないです」

凍る空気。
察する私。

「これ…もしかして原曲ですか?」
「うん…」

いつか、ファンの方々に刺されるのでは?
というか岡村靖幸の存在は知っていても、ちゃんと聴いたことがなかったなんて、編集者失格なのでは…?
そんな不安をおぼえながら、今これを書いています。

カバーから入ったら必ず原曲を聴く。
この文章は、そんな大切なことを飛ばしていた自分への戒めです。

(水本)


――南河内万歳一座(2021.04.30)

南河内万歳一座の河野洋一郎さんが亡くなりました。
90年代に観た「秘密探偵」「青木さん家の奥さん」「手の中の林檎」等々、オレンジルームからスズナリまで、南河内万歳一座を追っかけていたことをつい昨日のことのように思い出されます…。
河野さんのあの声が、今でも記憶に残っています。

60歳、早いなあ…早い。ご冥福をお祈りいたします。

(萩森)


――車の形じゃないんだよな…。(2021.04.15)

2021年2月頃…Twitterに空前のモルモットブームが到来。
幼い頃からストップモーションアニメにお世話になってきた私は完全にハマり、グッズ化を待てず自ら作ることを決意。

そして手にしたのは、針と羊毛フェルト………!

本当は2月中に完成していたんですが、ようやくレポート化できました。(長いです)

早くモノを完成させたすぎて、電車の中でずっと針を刺しまくっていました。
周りの人はけっこう怖かったのではないでしょうか。
では、完成までを写真でご覧ください。

まず一通り道具を揃えて作り始めたのはタイヤ部分。
ピンクの小さい丸を作って

側面を平らに。

あれ…? 案外簡単にできるぞ…?
針を指に刺すということもほぼなく。いける…のでは…!?

ほら…! いける…!!

いけ………る…?

なんか…めっちゃ黄色くない…?

実物をご存知の方はわかるかと思いますが、本来もっとオレンジがかった茶色なんですよ。
あれ…袋に入っている塊のフェルトちゃんはちょうどいい色なのに…薄く引っ張って使うが故に色が変わるとは……盲点…。

フェルトを増やしたところでこんな色。

ショックを隠せなくてしばらくソッと置いて眺めていましたが、仕方がないのでこのまま続けます。

口がついたよ!

ここまで来て、ようやく本家と並べてまじまじと見つめ、気づいたことがひとつ。

顔の形、全然違うのでは…?

おでこから口にかけてが絶壁すぎるし、本家は台形に近いのに綺麗に円だし、そもそも口元がぷりっとしてないし、というか…というか…

この目、体に対して大きすぎない…?

もう模様もタイヤもつけちゃってるので、大幅なサイズ変更は不可能!
しかしにじみ出るこの別物感! 似てない! 圧倒的に似てない!
本家と並べると別物すぎて笑えてきますが、もったいないのでこのまま完成させることにしました。



そして完成。

いろいろありましたが、想像していた以上にここまで簡単に進みました。
だってタイミングさえ良ければいくらでも大きくできるし、なんかフェルトつけすぎたな、位置間違えたな、と思えば引きちぎって修正できるので…。なんて都合の良い羊毛フェルト。
(何回か力技で引きちぎりました)
あと顔面の斜面は親指で思いっきり押してやりました。お目々が何回も飛び出て大変だったよ。
(ファースト片目は冷蔵庫の下に転がって救出不可能になりました)

実は一番ひどい横から見た姿。すんごい斜め。

とりあえずこの子はこの子で味があるので、本家そっくりさんを作るのは今度リベンジしようと思います。 最もほしいグッズが羊毛フェルトフィギュアなので…。絶対グッズ化は難しいから…。

ちなみに。今回そんなに大変な思いをせずにチクチクしてはいたのですが、油断して爪と指の間に針を刺し、「なぜ自分自身に拷問をかけているのか…」と針と指を交互に見つめました。

(水本)


――まん延防止等重点措置(2021.04.07)

関西の桜も、アッという間に散ってしまいました。
まだまだ自粛が続きます。来年こそは、ゆっくり散策してみたいものですね…。

(萩森)


――巣ごもりDIY(2021.01.22)

2021年となりました。
新型コロナウイルス感染症拡大・緊急事態宣言の再発令で
未だ予断の許さない状況でございます。
くれぐれもご自愛の上お過ごしくださいませ。
皆様とご家族の方々にとって、
健康で幸せな一年となるように心より祈念致します。

――さて、“年末年始”があったのかさえ定かでなく、
思い出そうとすると記憶に霞がかかってしまう私ですが、
どうやら実家の親の為に網戸を直していたようです。

【網戸修繕に関する経緯報告】
■対応日時:2020年12月某日
■発生場所:実家
■内容  :DIYによる網戸の修繕
■原因  :脱走を図ろうとした犬or猫による器物損壊
■経過  :修繕済み、再発防止対策検討中


以上、比較的簡単に低コストで張り替えができるので、
巣ごもりDIYに是非。

(後藤)


――オダウエダ(2020.12.15)

観ました「女芸人NO.1決定戦 THE W 2020」!!

「昨年までと違って、非常に緊張感があって…。」
出場者からそんな声も漏れた今回は、
例年とは異なり非常に観応えのある大会でありました(苦笑)。
…昨年の王者は、どんな気持ちで観ていたのかと心配になるほどに…。

今回戴冠したのは、安定感抜群の「吉住」さん。
おめでとうございました!

さて、本題。
「オダウエダ」である。

久々に声を出して笑った笑った。
後半切り替えしのメリッサ…。
シュール秀逸にして抜群の切り替えし!

コロナ禍で沈んだ気持ちも何処へやら、
禍転じて大笑いさせて頂きました!

翌日、事務所にて開口一番
「オダウエダ、面白かったね」と話したところ、
「『コウテイ』感がありますね」と一言。

「コウテイ」感漂う「オダウエダ」。

関西事業部の面々にはウケが悪いですが…、
センス抜群のコンビ!

今後の活躍に期待しております!

(萩森)


――yamaさんの『春を告げる』(2020.11.20)

最近の音楽ランキングを漁ろうと、サブスクで上から順に拾ってきて出会った曲です。
おかげさまでyamaさんにハマりました。
今更過ぎますね!
ラジオ聴いてるから大体は拾えているだろうと思っていましたが、全くでした。
自分のアンテナって定期的なメンテナンスが必要ですね。あかんわ。

この『春を告げる』を聴きながら曲のテンポに合わせて梅田を闊歩すると、自分が洗練された都会の人間になれた気がして堂々と振舞えるので、強い気持ちになりたい人はぜひお聴きください。

で、今回久しぶりにビビッとくる新しいアーティストに出会えたものの、驚愕することがありまして。

曲がすぐ歌えるようにならない!

自分が20年近く追いかけているアーティスト(aikoさん)は新曲がきてもすぐ耳になじんで戸惑うことは少ないんですが、新しい人だとどこで息を抜くかとか、音の上がり下がりの癖だとかを拾うのに時間がかかって歌の抑揚を真似して歌うのがめっちゃ難しいんですよ…。
(あと単純にyamaさんのカッコいい歌い方を真似るの難しくないですか? 音の上がり下がりの間に上手いこと入る、あのカッコいい色気はどうやったら出せるんですか?)

歌うのが好きだった高校生の頃なら、絶対そんなことにはならなかった記憶があるので、めちゃくちゃショックでした。
もうしばらくの間は人気のない道で歌い続け、ふいに後ろから自転車に追い抜かれて恥ずかしい思いをする生活が続きそうです。

(水本)


――輪っか筋トレ始めました。(2020.10.05)

死んでいます。
ゲーム中のトレーニングではなく、筋肉痛で。

立つ・歩く・座るの基本動作が苦痛です。
今デスクに向かって座っているだけでも痛い。しんどい。自分を褒めたい。
筋肉痛で倒れるわけにはいかないので、ゲームクリアの三ヶ月後までがん…がんば…がんばります…。

(水本)


――奇縁(2020.08.31)

先日、名刺ファイルの整理をしていた時の出来事。

何気なくページをめくっていると、
見慣れた文字面が目に入ってきました。

同僚の名前、過去の名刺の。

ファイルの並びを確認する限り、
おそらく7年前、お互い前職の時に
出版関連のイベントで一度会っていた模様。

だが、まったく覚えていない。同僚も私も。

同じ会社で働くことになった際の
「初めまして」は「初めまして」で
なかったみたいです。

気づいてないだけで、
どこかで出会っている。
袖振り合うも他生の縁的な話でした、
知らんけど。

(後藤)


――『アンナチュラル』の中堂さんにハマりました。(2020.08.28)

2018年にTBSで放送され、大人気だった法医学ドラマ『アンナチュラル』。
今 動画配信サイトで観られるようになっていまして、当時リアルタイムでは観られず、評判だけは聞いていたのでワクワクしながら観たところ…

ええ、ハマりました。

今更ですねー!!
リアルタイムで観たかったと心から思います!
めちゃくちゃおもしろい!!!(現在7話視聴中)

ストーリーに関しては各所で絶賛されていまして、そりゃもうおもしろいよ、という感じなんですが、そのおもしろさに引っ張られて観続けるうちに、めちゃくちゃ好きになりました…。
井浦新さん演ずる「中堂 系」というキャラクターを…。(※めちゃくちゃ長いです)

はじめは、「瞳が澄んでるな…ずっと見てられるな…」と毎回瞳に注目するだけだったんですが、話が進むにつれてどんどん変わっていきまして…。

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1話目
なんかいいキャラの人がいるなぁ。ビジュアル好きやなぁ。

2話目
中堂さんはほんまに賢いんやな。
(それよりも話の展開に大興奮)

3話目
中堂さん、いいキャラしてるな〜。

4話目
突然の目覚め。
えっ? 亡くなった恋人のために解剖医を続けてる?
そんなに人とのコミュニケーションを嫌うのに?
恋人にはベタぼれだったの?
えっ?
待って? 次の話、中堂さん回?

5話目
中堂さん!!!!!!(言葉を失う)

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1〜3話まで、怒りやイラつき、人を拒絶する以外の感情を最小限にしか表さなかった人が…。
徐々に見せる感情の量が変わっていってるんですよ…。
しかも、ちゃんと周りの人の言葉を受け止めるようになっているんです。
互いに想い合うカップルの話に「いいな〜!」と言い合う東海林さんと久部くんの横では、少し頬を緩め、今まで見せたことのない顔をしたんです。
恋人の死の真相を探るために、この場所にこだわって解剖医を続けている中堂さんが。

こんなのもう、好きになるしかないじゃないですか?

そして、7話冒頭の、書類をゴミ箱へ振りかぶって捨てるシーンは最高でした。
「クソの役にも立たない」書類を手のひらで掴み、肩までしっかり腕を上げて、真下のゴミ箱へ勢いよくシュート。

どうですかこの捨て方!!

捨て方っていろいろあると思うんです。
書類の端を持ってシュッと投げ捨てるとか、ゴミ箱の位置も確認せずに立ち去りながらペッと捨てるとか…。
それを、わざわざ手のひらで掴んで、肩の高さまで振りかぶるって!
そのワンシーン、というか挙動に中堂さんらしさが詰め込まれている気がして、ここは何度も巻き戻して観てしまいました。
スクショを撮りたいくらいに美しいポーズでした。
4話で、自分の暴言の回数を突きつけられ、身に覚えがないと少しショックを受けたように言ってるところも可愛かったです…。

ただただ、中堂さんが愛おしい。

まだ最後まで観られていませんが、どうか彼が少しでも安らぎを感じられる展開でありますように…。
そう祈りながら、最終話まで完走してきます。

(水本)


――地名の由来(2020.07.31)

昨年10月、阪神・阪急電鉄の梅田駅が
大阪梅田駅に名称変更されましたが、
そもそも大阪北区の繁華街「梅田」は、
湿地帯を埋め立てて作った「埋田」と
呼ばれる地名だったそうです。

【改称理由】
・梅田→大阪梅田:
 この駅が大阪の中心部に位置することを
 利用者へわかりやすく伝えるため。

・埋田→梅田:
 縁起も感じも悪いって
 ことで美称する。(諸説あり)

後者の方が関西人らしいといえば、
らしいのかな、と。知らんけど。

(後藤)


──著作権、だいじ。(2020.07.22)

少し前から、自宅にもウーバーイーツのチラシが入ってくるようになりました。

いつか使おうと考えながら、仕事で遅くなったある日の帰り道。
明日の朝に食べるものが何もない。今からスーパー(24時まで営業、神様)に行く気力もない。
悩んだのもつかの間、「そうや!ウーバーイーツや!!」と閃きました。

調べてみると、朝8時からやっているオシャレカフェがあったので、「明日は8時に起きて♪ オシャレカフェのサンドイッチ♪」とウッキウキで就寝。

そして8時起床。7時に目を覚まし、二度寝する前に、寝過し防止のため8時にアラームをセットするという、余念のない起床。

さぁ!ウーバーイーツ!!
と、アプリを開いて目に飛び込んできたのは「配達を選択できません」の文字たちでした。
15分置きに開いてみても、全店舗「配達を選択できません」。

いやわかる。配達員の人たちもそんな朝から働いてない。宅配便の業者ではないもの。
確かに前夜、「こんな朝から配達してもらうなんて悪いな〜」とは思いました。
でも、東京では朝ウーバーマックしてると聞きましたし、いけると思っていたんです。
だからウッキウキで朝8時に起きたんです。

営業時間じゃなくて配達可能時間を書いていてほしかったなぁ!!!!!

結局、9時になったらどのお店も開いていたので、ネパール料理店のチキンカレーとナンを頼みました。
もうお腹ぺこぺこでした。さよならオシャレサンドイッチ。こんにちは朝カレー。

1,500円オフ クーポンがあったので、それぞれ単品で頼み、端数150円くらいをお支払い…したところで、カレーとナンにサラダが付いて、1,500円以内におさまるセットがあることに気づきました。
ここまでくると、せめて配達はトラブルなく終了してくれと祈るしかありませんでした。

朝カレーはとてもおいしかったです。

配達員さんへ
商品と地面の間にしく紙に、某青年宮本武蔵マンガのコマを印刷するのはやめておきましょうね。

(水本)


──OK釈迦地蔵、ズィーヤ!!(2020.07.13)

無冠の帝王ならぬ、無冠の「コウテイ」がついに悲願の戴冠となりました。
第41回ABCお笑いグランプリ、皆さんご覧になりましたでしょうか。

昨年度の戴冠はエンペラーで、今年がコウテイ。
お笑い好きでない人には、何のこっちゃの名前ですが、
2回続いて戴冠にふさわしいコンビが続きました。

コンテストに何度挑んでも戴冠しないコウテイが好きで。
大仰なアクションのわりに、細かいネタを丁寧に拾うコウテイが好きで。
スベッてもスベッても、受けないギャグを繰り出すコウテイが好きで。
本人達には申し訳ないのですが、
優勝などせずにズッとこのままでいてくれ…と思うこともしばしば。

…しかしあの二人のハイテンションに、
世間が追いつく日が来ようとは。
M-1への試金石ともいえるABCお笑いグランプリ。
コウテイが全国区になる日が来るのでしょうか。
期待は募るばかりです。

しかし今回のグランプリ、
ファンとしては嬉しい反面、不安もございます。
何せ、コウテイの優勝得点が「666」点…。
「666」点という悪魔の数字で戴冠したコウテイ。
正に皇帝「ネロ」ばりに呪われたコウテイ…。

とてつもなく大きな因縁を背負ってしまった彼等から、
今後も目が離せないのであります。

とにもかくにも、おめでとう!
OK釈迦地蔵、ズィーヤ!!

(萩森)


──本棚設置(2020.07.01)

関西事業部に本棚が設置されました。
なるべく圧迫感のないように
白い壁紙に合わせて同系色で統一、
抜け感を意識しました、知らんけど。

(後藤)


──「お手軽クッキング」(2020.06.29)

在宅勤務期間中、プリン作りにハマりました。

思い出す、大失敗した抹茶のガトーショコラと生チョコ…。
でも、プリンなら電子レンジでできるレシピもあるくらいだし、行間にある隠れたレシピの指示なんてないはず!
そう信じて、プリン作りを始めたんです。

使うのはフライパン。カラメルは面倒なので省きました。泡立て器は無いのでお箸で。漉し器も無いので、大きな白身はお箸で取り除く。目指せ、全方位なめらかな固めプリン。

意気揚々と至高のプリン作りがスタートしたんですが…早速問題が…。
「す」が! 「す」がどうやっても消えない!!

プリンの外側や底に集まる気泡、「す」。
その周辺だけぼそぼそと固いために、舌触りがとにかく悪くて…。

白身か? 溶ききれない白身が悪いんか?
とお箸で白身をすくい続けてみましたが、当然の如くお箸では限界があり、1時間を溶かしました。
白身を捨て続けるのも心が痛かった。

しかしそれでも諦めきれず、白身をさらに捨て続けてみたり、たんぱく質の固まる温度を調べて火加減にこだわってみたり、試行錯誤すること2週間。
台所に2時間くらい立ちっぱなしの毎日に嫌気がさしてきた頃、4個パック300円くらいのスーパーのプリンの存在を思い出し、全てが終了しました。
オハヨーの焼きプリン(4個入り)が一番楽に幸せになれるのでおすすめです。

次は、余っていたゼラチンでおいしいフルーツゼリーを作ります。

(水本)


──使徒襲来(2020.06.12)

緊急事態宣言も解除され、
関西の町も活気が戻って参りました。
しかし油断大敵。

さて、そんな或る日の我が家。

同居の父親は76歳。
この期間は自粛につぐ自粛で、殆ど家から出ない生活。
「久々に買い物に行く」と意気揚々と出かけていきましたが、
1時間もしないうちに早々の帰宅。

手にはユニクロの袋を持って。

「いいTシャツがあった。素材も良いしデザインも良い!」
そう言って広げたTシャツは、
「エヴァンゲリオン」のコラボTシャツ。

「明日はこれを着て、三宮の居酒屋へ出かける!」
エヴァのTシャツと知って買ってきたのか、否か…。
「否」であることは間違いないのだが、
エヴァだと教えた方が良いのか、否か…。

ここは面白いので、
「否」を選択することにした。

三宮の居酒屋に、
76歳のサキエルが現れたらば、
それは我が家の父親です。

或る意味、緊急事態宣言。

…知らんけど。

(萩森)


──まずは体力作りが必要でした。(2020.06.08)

某無人島生活をしていて思いました。
ゲームの世界じゃなくて現実世界でしてみたらどうだろう。
というわけで、亡き祖母が残した畑で土いじりに挑戦しました。

数メートルの幅を目で測り「この間!」と決めて、
足元を見つめ、雑草と思わしき草を
抜く、引っ張る、少し掘って抜く。

「この畝!」と決めて掘り返し、
ザルに土を盛って揺らし、
浮かび上がるコンクリや石ころ、釘、
ビニールの切れ端を取り除く。

ミミズが飛んで行ったり、
何かしらの幼虫が出土したり、
地層を崩したりしながら耕します。

順調に思えたのも束の間。
1時間もすると汗だくになり、身体のあちこちが痛み始めました。
2時間もするとふらつくように…。
3時間後には木陰で燃え尽きていました。

(河合)


──リバースグラフィティ?(2020.05.27)

会社近くの公園にて。
これって汚れを意図的に落として描くアート…
のやつですよね、たぶん。
心惹かれてしばらく放心しながら眺めておりました。

(後藤)


──追悼:色褪せたパンフレット(2020.04.30)

自粛規制
気持ちだけでも
尾道へ

(萩森)


──片方は岡山出身だそうです(2020.04.24)

自分が「いいな!」と思ったものを人に紹介するのが好きです。

小説、漫画、食べ物などなど、気に入ったものを誰かに話したくなってしまう性質でして。
おもしろかったら「おもしろかった」、おいしかったら「おいしかった」しか言えないんですが、今回はあるお笑いコンビのことをご紹介させてください。

あるお笑いコンビ…それは、「かが屋」。

とりあえずこのYouTubeのネタ、『文化祭』を見ていただきたいんですが、

かが屋『文化祭』コント 2018.01 資料映像

彼らの何がおもしろいって、その表情やちょっとした仕草がめちゃくちゃ細かい!
その細かさゆえに、シチュエーションでの人物の感情がすごくよく伝わってきて、「ああ~わかる! いる! ていうかそれやったことある!」と、静かぁーに笑えてきてしまうんです。

上記の『文化祭』なんて最たる例で。
高校のクラスでどんな出し物をするか、投票で決めるため、開票役と書記役がいるんですね。
いくつか候補がある中で、書記役はちょっと投げやりにも見える態度で正の字を書いていくんですが、一票だけ入っていた「劇」に二票目が入った途端、急に嬉しそうになるんです。
別に満面の笑みを浮かべているわけでも、声を上げるわけでもないのに、その動きで「あっこいつが始めの一票だったな…」とわかる。
で、その後、二票目を入れた人が誰なのかがすぐに判明して…。

と、コントが進んでいくんですけれども。
二票目の人物がわかった直後とラストのオチが好きで、ニヤニヤしながら観てしまうんですよね。

『文化祭』も他のネタも、よくあんな、日常の中で過ぎていくような人間の仕草や表情の変化を捉えて再現して、コントに落とし込んでいるなぁ、と観るたびに思っています。

あと、DVDのパッケージで、頭の上に「加」という字を置いて二人で巻貝を持つ、そのセンスも好きです。

マグカンのくせに大阪のお笑いと違うくてすみません…。
「やすとも」も大好きです。

勢いのある怒涛のお笑い以外も見たいな、という方はぜひぜひ。

(水本)


──好きなものを大切に(2020.04.22)

連日のニュースを聞いています。
良いのも悪いのも、国内のもの、海外のもの。
しかしどうしてもテンションが落ちるので、
意識的に上げるタイミングを作っています。

丸まったいぬを両腕で包み込むように抱きしめることと、
遠慮なくへそ天で寝るねこのお腹を触らせてもらうこと、
あとは…伊奘冉一二三の「パーティーを止めないで」を聴くことです。

ご存知でしょうか。
某ラッププロジェクトの新曲の一つです。
紅白歌合戦にも出演したゴールデンボンバーの鬼龍院翔さんが作曲を担当、
サビではジャンプしてリズムに乗ることができるアゲアゲな曲です。

「どついたれ本舗」の語感の強さに度肝を抜かれてから
徐々に…深みにハマりつつあります。
(配信スタートしたアプリでも一二三のSSRをゲットしました。)

こんな時こそ、楽しいものは躊躇いなく楽しまなければ。
(他の人に迷惑を掛けない形で。)
自分を見失わずに、
落ち込みすぎずに乗り切って行きたいですね。

(河合)


── LR41(2020.04.09)

緊急事態宣言、前日。
体調確認の為、引っ張り出してきた電子体温計が運悪く電池切れ。

ついで買いの流れで手に入ればいいかと思いつつ、
コンビニ、ドラッグストアに足を運ぶも、
……ない。そこだけない。ボタン電池・LR41。
LR43やら、CR2025やらはたくさんあるのに。

マスク・消毒液…に次ぐ品切れの波がここにも?
……いや、まさかと疑問を抱き、スマホで調べてみると、
電子体温計・ミニLEDライト・電子玩具に
よく使われている規格とのこと。
(一規格三用途?ってなんやら贅沢に感じたり)

皆、必要に迫られた結果なのだろう。
ひとまず、私には体温計が必要なのではなく、
健康維持が必要なのだと考えを改め(言い聞かせ)、店を後に。

——まだまだ予断を許さない状況ではありますが、
皆様どうかご自愛の上、お過ごしくださいませ。

ちなみに、100均などで扱っているミニLEDライト本体には、
ボタン電池・LR41が付属している商品もあるみたいなので、
打開策として、こちらの購入がおすすめかもしれません。
……知らんけど(あくまで参考までにて)

(後藤)


──9年(2020.03.11)

東日本大震災から9年。
あの日を、あの日々を風化させぬよう、語り継ぐ言葉を大切に。
一日も早く復興を、心より。

(マッグガーデン関西事業部)


──月の砂漠(2020.03.10)

童謡「月の砂漠」は、砂漠から見える月か、月にある砂漠か。リンゴは何故美しいのかと、真剣に話しあった世代。
青臭く自分探しをした学生時代に、言葉に敏感になり、言葉を疑い、言葉に期待をしたきっかけでございました…知らんがな、と突っ込まれてしまいそうですが。

別役先生の講義を受け、朝まで話して、酒飲んで、で、揉めて。
「言葉」が感情のみの無責任になりそうな昨今。台詞の風景を憶い、ご冥福をお祈り致します。

(萩森)


──DIY(仮)(2020.02.27)

「自宅の生活感をなくしたい。
でも、譲り受けた古めかしいコンロが目につく。
買い換えるにも忍びないし…ほな、目隠しでもするか」

特別なこだわりがなく、大した理由もないけど、
ノリと勢いでやってしまって
あとに引けなくなってしまったこと。

そんな経験のひとつや、ふたつ、
皆様にもあるのではないでしょうか。

例えば、
定食屋で「大盛り無料です」と言われ、
さほど腹が減っているわけでもないのに
安易な気持ちで頼んでしまう。

案の定、腹一杯になって、残すという文字が頭をよぎるが、
店員に(…あいつ、大盛り頼んで残しとんやん…)と
思われるのが癪なので、一人フードファイトが始まる、
みたいな。

回りくどく話してしまいましたが、
年末年始の束の間、そんな感じで
コンロの目隠しを作りました、深夜に。

【材料】
■四角柱の木材………………なんか表面黒いやつ1本
■長方形の木材………………なんか表面黒いやつ2本
■ベニヤ………………………適当な安いやつ1枚
■蝶番…………………………小さいやつ12個ほど
■マグネットシート…………片面粘着のやつ適量
■ボンド(透明)………………適量
■塗料(アイアンペイント)…適量

【レシピ】
①作ろうと思い立ったら、気持ちが
 冷めないうちにホームセンターに行く。
②先にやっとけば良かったと後悔しながら、
 採寸イメージを固める。
③切って、塗って、組み立てて、調整する。
④深夜3時、完成したものを見つめながら、
 「私…何やってるんやろう」と思って終わり。

以上、DIY(仮)の報告終わります。

ちなみにDIYって
「Do It Yourself」の略語らしいですよ、知らんけど。

(後藤)


──暖房はまだ消せません(2020.02.14)

先日、いぬとねこをお風呂に入れました。

いぬはお風呂はまあ普通。ブラッシングは好きですが、ドライヤーが嫌い。
ねこはブラッシングもドライヤーもお風呂も嫌いです。長時間好き勝手に触れられるなど、言語道断。

衛生面を理由に急遽やむなく夕方お風呂に入れられた二匹は、タオルをもって追いかける人間から逃げ回ったおかげで、夜寝る頃になっても少し湿っていました。

その夜は二匹とも私と一緒に寝る気満々。
湿ったままベッドの上で丸くなっていました。

「あの…タオル……だめですか」

手狭になったベッドで、生暖かい湿った毛玉と三匹で寝ました。

(河合)


──「簡単レシピ」(2020.02.13)

面倒くさがりで不器用な人間にとって、料理の際のヒヤリハットはかなり重要。
そんな人間がごく普通の簡単レシピでバレンタインのお菓子を作ったところ、とても悲しい結果になってしまったのでご紹介します。※長文です。

今年のメニューは抹茶のガトーショコラと、抹茶の生チョコ。(どうしても抹茶の気分だった)
オーブンが使えないため、電子レンジでできないかな~と検索して、サクッと出てきた「簡単レシピ」で作ってみることに。

まずは材料を揃えるわけなんですが、お菓子の材料って、無塩バターは有塩にするなだとか、生クリームは動物性が良いとか、あるじゃないですか。もちろん今回も材料に無塩バターがありまして。

「家にチューブの有塩バターあったな」

即決でスーパーのバター売り場をスルーしました。ちなみにこれが悲劇の始まりと言っても過言ではない選択でした。
あとは、7gと大さじ3という結局トータル何gなのかわからない抹茶を探しに、お茶売り場へ。

目に飛び込む値札、抹茶20g 500円。

えっ…高っ…抹茶ってこんなにするん…。ここにきて抹茶のバレンタインレシピが極端に少ない理由を知る。
抹茶チョコだとか粉末緑茶だとかの代用品が脳内を駆け巡りましたが、いくら何でも抹茶味のお菓子は抹茶抜きじゃ作れねぇ…と思いなおし、抹茶様をちゃんと購入しました。

何だかんだでやっぱり簡単レシピなので、ガトーショコラはサクッと完成したんですよ。すごいね。しかし、レシピを何気なく見返して、とんでもないことに気づく。

バ タ ー 入 れ て な い

それもそのはず。だって買い物袋の中身以外のもの何も使ってないもん。スーパーで揃ったと思い込んでたもん。例のバターをスルーしたこと完ぺきに忘れてたもん。冷蔵庫に入ってますやん。50gいるのに1gも使ってないわ。

悲劇はこれだけではありません。
気を取り直して抹茶の生チョコを作り始めた時のこと。抹茶は熱湯で練ってから入れてね、とあったので、適当にお湯でこね、火にかけた生クリームとチョコの中へ投入。

めっちゃダマできてる。

それはもう。なかなか潰れない硬いのが。それもそのはず(2回目)。レシピには「熱湯で”ダマがなくなるまで”練る」と書いてありました。
なぜ…なぜそこを見落とす自分…!?
ちなみにこの工程、なぜか材料欄のところについでのように書かれていたんですよね。ちゃうと思う…材料欄で終わらせていい話じゃないと思う…。
仕方がないので、しばらく必死にスプーンでダマを潰していましたが、すべてが嫌になって全部ザルで漉しました。ダイナミックに減る抹茶成分。これ、熱湯できちんと練っていたとしても漉す作業必須だったと思うんですよ。漉しても抹茶の塊めっちゃ入ってたし。でも「漉す」作業はレシピに載ってなかった。
生チョコって舌触りが大事なんじゃなかったっけ、と死んだ目で作業していたら自作aikoプレイリスト(3時間ver.)が一周していました。

結果
・抹茶のガトーショコラ…味は良い。しかし口にいれた瞬間 水分が全部持っていかれる。人に食べさせるものではない。
・抹茶の生チョコ…口の中にどう頑張っても残るつぶつぶ。溶ける前に飲み込んでね、と忠告が必要。

お菓子の簡単レシピでよく見る、「滑らかになるまで混ぜる」や「容器に入れて焼くだけ!」といった指示の数々。
絶対もっと気を付けるべき点があるはず。これらの指示で完結するはずない。
どう考えても料理よりお菓子作りのほうが繊細なんだから、「簡単3STEP☆」だなんて、そんなわけはないんだ…。

一つの工程に発生し得るヒヤリハットをすべて網羅した、簡単レシピ本が出てくれないかなと切に願います。あ、作ればいいのか。

(水本)


──ダウンコートは手に持ってました(2020.02.06)

先週末からめちゃくちゃ寒い。驚くほど寒い。
1月の、異常とも言える暖かさはどこに行ったん?ってくらい、寒い。

突風をモロに顔面で受け、「うえぇ」という顔になっていた、かわいらしいお姉さん。
前髪が完全にどっか行って、赤ちゃんのようでした。たぶん私もそうなってた。

信号待ちをしている間、北風が吹きすさぼうが、微動だにしないスーツ姿のお兄さん。
わかる。もうじっと耐え忍ぶしかないよね。

底冷えする駅前で、背のあいた薄い二ットワンピだけを身にまとい、談笑していたお姉さん。
お前は正気か?

何かカラクリがあるんじゃないかとガン見してしまいました。
私もあんな風になりたい。

(水本)


──大事な友達の結婚式(2020.01.29)

10代で関西を出て、30年弱ぶりに関西へ舞い戻ってきた…私。

30年という歳月は、この土地に少なからずの違和感を感じさせるに十分な月日。
勘を取り戻すべく、毎週土曜日「せやねん」から新喜劇の流れで精進精進。

さてそんな、ある日。
電車の中での会話にふと耳が捕まることがございまして…。

女「……あの会話の内容だと、絶対に結婚式には呼ばれる流れやわ」
男「ああ、たぶんそうやろね」
女「これは自分の結婚式の時以上に、気合入れてダイエットしないと!」
男「え? そうなん? 自分の時以上に気合入れる必要あるん?」
女「大事な友達の、大事な式やねんから、私も気合を入れんと。」
男「…まあ、よう分からん理屈やけど…。それはそうと、今日の昼は何食べる?」
女「? 何が食べたいの?」
男「…そうやな…チャーハンかな。」
女「あ、じゃあ王将にしよ! 『餃子の王将』! 私も牛骨ラーメンと餃子が食べたい!」
男「ああ、じゃあ王将にしようか」
女「うん、王将にしよう! 楽しみやわ!!」

「おい、ダイエットは!!!! 」と、声を出して突っ込んでしまいそうになった…私。

30年のブランクを取り戻し、すっかり関西人に舞い戻っていたようです。

めでたし、めでたし。

…知らんけど。

(萩森)

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