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小箱

薊
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あらすじ
デビュー以来、結果を出せずにいた新人小説家・佐田。亡き小説家の叔父から仕事場を譲り受けた彼は、天井裏に隠された不思議な小箱を見つけ……。12ヶ月連続掲載MAGKAN「シュッとした」読切作品 第1弾、若手ストーリーテラーが綴る奇々なる短編作品!!
2019.3.1 UPDATE

「俺は教科書に載っていた叔父さんの小説に憧れて小説家を目指した。運良くデビューはできたものの、同期の頼城に先を越されるし、担当からは怒られっぱなしの毎日。叔父さんのような大作家になれるんだったら何だってやってやるのに――…」

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