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親に売られ、男娼として生きる菖が住まう見世には、聞き込みという呈で見世に居座る岡っ引の親分がいた。ある日、近くの伊勢屋で盗みが発生。事件を追う親分が語る犯人の人相は、菖がよく知っている人物と似ているようで──。すれ違う親子の痛みと愛情を描いた、特別読切60P!