

関西にいる「シュッとした」人たちから「シュッとした」お話を聞きたくて始めた、MAGKANインタビューコーナー!
第五十八回は、
20年間、架空の鉄道路線図を描き続けている 名倉宏明さん ! 一体どんなスケールで鉄道路線図を思い描いているのか伺いました!
「名倉宏明」さんって?
深夜バラエティー番組『オードリーさん、ぜひ会ってほしい人がいるんです。』(中京テレビ、以下「オドぜひ」)に「架空の鉄道路線図を描き続けていますが、誰にも理解してもらえません」と2023年2月に出演。YouTubeで放送のダイジェスト版が公開されると、”神回”と話題になり、即100万回再生を突破。まるで本当に実在していると錯覚してしまうほど流暢な説明に、「もっと知りたい!」という声が多数集まっていました。
下書きとかは別になくて、直に描いています
──まず読者の皆さんに見ていただきたいのが、「オドぜひ」でも紹介されていたJRの全体の路線図です。

──これは九州をモチーフにした「七道(しちどう)」という島にある路線で、まだ未完成とのこと。島を南から北に移動すると約150km、東西だと約250kmの規模で、「安里隈(ありくま)」という駅がこの島の一番の中心部だそうです。

──この路線図、子どもの頃によく使う自由帳に描かれているんですが、こんなに細かく描かれているのに紙がほとんど汚れていませんよね。下書きを描いてからここに写しているんでしょうか?
名倉さん(以下、N): いえ、下書きとかは別になくて、直に描いています。
──直でこんなに綺麗に!? す、すごい…。
N: まず島を作るところから始まるんです。これは九州をモチーフにしていますけど、九州と全く同じ形にはしたくなかったので、いっそ鏡みたいに逆にしてしまおうと思ってこうなりました。島を作ったら、離島も描こうかな、とか。島全体を描いたら、メインになる街を考えて…。
──それがこの「安里隈」ですね。
N: その大都市を考えたあとは、この中で山地や平野部にあたるところはどこだろうって考えたりとか。大都市って大抵、平野部みたいな平坦なところで、かつ、流通の面から海沿いに作るんです。そうやって島の構造を決めたら、メインの路線を考えて、新幹線を作って通して。

※赤い線が新幹線の通るところ。
N: 〇の大きいところが新幹線の停車駅です。緑で塗っているのが「みどりの窓口」で、駅係員が特急券や指定券を売っている窓口がある駅です。JR西日本は最近削減傾向にあるんですけどね。
──あっこれ塗っているのはそういう意味だったんですね!
N: 駅の窓口があるってことは、すなわち主要駅、利用者数が多い駅ってことになるんです。この路線図を見ると、みどりの窓口がある駅は南側に集まっているんですが、北側は白塗りの駅…みどりの窓口がない駅ばかりなので、「このあたりは田舎なんだな」「山とかがあるんだな」ということがだいぶ予測できるっていう…。
──つまりこの島は北側が山地ということですね。
N: はい。あと黄緑の線が高速道路で、水色が作成途中の県境です。
N: 実際、この「宮座(はやざ)」という駅で三分の一くらいに電車の本数が減ります。「安里隈」から「宮座」までは均等に本数をとってあるんですけど、ここから先は大体1時間に2本ペースです。「山館(やまだて)」駅からは3時間とか1本とかになる。

──もうこの先はお仕事で行く人もいないような場所なんですね。
N: いないですね、もう。もっぱら特急移動ばっかりで、利用客がいなくなっています。
編集部注:写真にはありませんが、実際にこの時刻表も作成されています。

20年前から描き始めて、この島で6つ目か7つ目ですね。
──この、「七道」から海を挟んである島は四国ですか?
N: そうですね。四国みたいな立ち位置の町で、まだ全然開発していないんですけど。この路線図の左側が鹿児島にあたるエリアですね。このあたりから、この国の東京にあたる場所…「京町(きょうまち)」っていうところなんですけど、「京町」からここまでで大体距離にして1,300km、駅数で言うと大体400駅くらいあります。
──その規模まで考えておられるんですね…! 4歳の頃から気づけばオリジナルの路線図を描き続けていたとのことですが、この島自体には何年前から着手しているんですか?
N: この島自体は高校1年生からなので、8年前くらいです。20年前から描き始めて、島を作っては路線を描いて、いっぱいになったらまた次の島に移って…とやっているので、この島で6つ目か7つ目ですね。
──今までの島も同じ国なんですか?
N: 国になっているんですけど、もはや無かったことにされています(笑)
──ちなみに、JRだけでなく「七道」を走る私鉄も考えていらっしゃるとのことですが…。

──え! プレゼン資料のようなものが…!
N: 「楢成(ゆうせい)」という、関西で言えば「近鉄」「南海」のような鉄道の路線図です。私鉄はJRに比べて駅の数が細かいので、JRに使っているノートでは描き切れず、別枠としてパソコンで作っています。全体の路線図はこの図の通りで、全部で4路線あります。

※左:私鉄路線図 右:JR路線図
──JRが通っていないところに行きたければ、この「楢成」の「瑞島(みずしま)本線」を使えばいいんですね。私鉄は先にJRを作ってから考え始めたんですか?
N: JRを作り始めた頃から私鉄は作る計画でいたんです。JRもまだ未完成なんですけど…。海沿いを走る路線を作ったり、東西へ向かうほうの路線がほしかったりとか。あと私鉄ももう2路線くらい作りたいなと。
──なんて壮大な…。
N: で、その先が時刻表です。
──すごい、え? す、すごい…!?(すべてをお見せできないことが悔やまれますが、ご用意いただいた資料のクオリティがどれも高くてインタビュアーは終始こうなっておりました)

N: この表自体は専用のソフトを使っているんですけど、もともとは手書きで時刻表を全部作っていたんです。手書きで書いたものをただソフトに移動させたっていうただそれだけの話で…。

──いやこれ…この量をしかも手書きで、時刻表を作ること自体が大変ですよね?
N: そうですね。これは大学1年生の時に作り始めて、一度挫折しまして。挫折した理由としては、朝の時刻表がちょっと非現実的すぎると(笑)。3年生か4年生くらいにもう一度創作意欲が沸いたので、思い切って朝7~8時台を消しました。消しゴムで。それで一から作り直したらちょっと納得できる結果になったので、先を書き進めた状態です。
──ちゃんとすべて終電の時間まである…。やっぱり7時台、8時台が一番本数多いですね。
N: 「瑞島(みずしま)」駅では、各駅停車はほぼ10分に1本ペースで、急行、快速急行も同じく10分のペースで動かしています。特急が毎時0分にありますね。基本は1時間に13本電車が走っていて、7時台は1時間に19本あります。終電は0時25分です。
──全部…覚えてらっしゃる…!?(この説明、資料も何も見ずにさらさらと答えてくださいました)

営業約款ですね。営業のルールみたいな。
N: ちなみに「楠が丘(くすがおか)」という駅では一部の下りの特急列車が停まるようになっています。
──それはどうしてですか?
N: その駅は住宅街なんです。普段は各駅停車の列車だけが停まる駅なんですけど、夕方の便だけは通勤利用を考えて特別に。
──なるほど…! あっ続きのページにバリアフリー設備の一覧が!?
N: 車椅子が利用できるか否か、エレベーターやエスカレーターがあるか、スロープはあるか、トイレはどういう設備があるか、ホーム上に待合室があるか、あとはAEDがあるかとか…。

──待合室がある駅は大体大きい駅って考えたらいいんでしょうか?
N: そうですね。待合室とか、あとAEDのある駅は特急列車が止まる主要駅になっていますね。△のところは、階段や段差があってスロープが一切くて、もし車椅子で利用される場合は複数人での介助が必要になるので、事前に電話連絡してもらうか、大きい駅の方に連絡してもらわなければいけないような、いわゆる田舎の駅です。
──こちらの資料、まだまだ続いていますが…。
N: バリアフリーのあとだから、営業約款ですね。営業のルールみたいな。
──「楢成電鉄」の!! あまりにさらさらお話ししてくださるので、実在する気がしてきました。

N: 普通乗車券の基本的なところから、回数券の種類とか、定期券の販売日程とか、大人と子どもの乗車券の区別とか。あとは割引乗車券や、切符の払い戻しの計算方式もありますね。切符のデザインはまだなんですが、「Sichica(シチカ)」っていうICカードのデザインは考えています。

──デザインが既にある…! ひと駅分の切符はいくらですか?
N: 初乗りで160円ですね。一番距離が遠いところだと、120km区間になるので1,480円です。「安里隈本線」の「安里隈」駅から「楢成楢島(ゆうせいならしま)」駅までが距離にすると大体116kmなので、これで1,480円です。急行電車で移動すると2時間かかるんですが、特急に課金すると1時間20分で行けるので、特急料金1,250円を足すなら2,730円です。
──ここでもさらさらと淀みなくお答えに…。そして、とても現実的なお値段ですね。JR西日本の滋賀の草津駅から大阪駅までが新快速で約50分、1,170円かかるので…「七道」の距離感が掴めてきました。
N: この「安里隈本線」はJRと同じルートになっているので、ライバル関係にあるんです。なので、JRとはなるべく離れすぎず、近づきすぎない値段設定になっています。
──私鉄として生き残っていけるようにですね…。あ、この先に忘れ物センターについての記載もありますね。
N: 「玉鏡(たまかがみ)」駅といって、私鉄の主要2路線がちょうど交わるところにある、ここに忘れ物センターがあります。
──なんと現実的な…。
N: あと「玉鏡」のふた駅先にある「新玉鏡」駅には車両基地があって。ここまでは電車の本数が多いんですけど、この先から電車の本数が減るんです。車両基地はもうひとつ「三国原(みくにはら)」駅と、あと小さいものが「東飛鳥(ひがしあすか)」駅にも。端にある「楢成楢島」駅は小さい都市があるんで、「東飛鳥」駅から先はその関係で若干本数が増えるっていう。

初期はあまり知名度が無かったんでがっらがらでしたね
──なるほど…。今気づいたんですが、この「城戸(しろど)」線は何のための線ですか?
N: 距離にすると7kmくらいのミニローカル線ですね。私鉄あるあるの、盲腸みたいな。このたった5駅を往復するだけの普通電車が、約30分に1本通ってるんです。ミニミニローカル線です。
──あっ、あの現実でもたまに存在する短い路線の…。
N: そうです、そうです。メインから完全に切り離された路線です。何のためにこいつ存在してるんだろう…。
──この特急料金の表に「モーニングウェイ」「スターウェイ」というのがあるんですが、これは何ですか?
N: 「特急モーニングウェイ」は朝、「安里隈」に向かって走る特急で、「特急スターウェイ」は夕方に「安里隈」から戻ってくるものですね。続いてある、「特急つづみ」は「瑞島本線」の昼間に走る特急列車で、「瑞島」駅から「杖立口(つえたてぐち)」駅を往復しています。「特急アーバンウェイ」は「特急つづみ」の走る昼間以外、朝・夕方・夜を走る特急列車です。
──素敵な名前! この走行距離だから、特急列車もしっかりあるんですね。
N: なので、プレミアムシートというのがあります。座席が良い代わりに、特急料金にさらに追加で特別車両券を買ってもらうんです。
──おお…準備が良い…。
N: それで、朝夕の特急とか、比較的利用の少ない区間の場合は多くの人に乗ってもらいたいので、特急料金を特例で若干安くしています。
──私鉄の経営がぬかりないですね!
N: あとは「堀川ライナー」というのがあって。「安里隈」に地下鉄が走っているんですけど、それ直通の。
──直通、ですか?

N: はい。ほとんどの列車は「安里隈」で終点になるんですけど、その先の地下鉄「城南(じょうなん)」駅が繁華街になっていまして、ここまで行きたい人が多いんです。なので、私鉄の「石田(いしだ)」という駅から地下鉄に直通で乗り入れる通勤電車「堀川ライナー」が走っているんですよ。有料座席になるんですけど。
──便利な電車ですね。利用客も多いんでしょうか?
N: 初期はあまり知名度が無かったんでがっらがらでしたね。有料座席で値段が上がりますし。最近伸びてきたかなっていう感じです。
──徐々にクチコミで広がっていったんですね!
N: そうですね。本当に徐々に徐々にって感じですね。
──「これは便利だぞ」と。
N: そうです、そうです。「安里隈」駅からの乗り換えがやっぱり大変なので。

島を考えると旧国名まで考えなきゃいけなくなる
──あと路線図を見ていて読み方が気になる駅があるんですが…JRにある「韓前亜辺」は何と読むんでしょうか?
N: 「からぜんあべ」です。ここの旧国名が「韓前」というエリアで。
──旧…国名!?
N: 関西で言うと河内とか、丹波とか、近江とか。日本全国、どうしても似たような地名ばかりなので、そういう時はその地名の前に旧国名をつける駅が多いんですよ。近江八幡、みたいな。それとこれは同じで、旧国名が「韓前の国」で、地名が「亜辺」だったので「韓前亜辺(からぜんあべ)」という名前になっています。
──島を考えると旧国名まで考えなきゃいけなくなるんですね!?
N: そうですね。必然的に。旧国名あるあるで、「~前」とか「~後」ってつけたがるので、これは「韓前」です。
──「肥前」「肥後」とか…そうですね。
N: プラス、もともとの地名とドッキングさせた時に違和感があんまりないかな、とか考えています。実在する駅名は全部覚えているんですが、それとかぶらないように気を付けて…。
──ひとつの駅をうかがっただけでエピソードがたくさん出てきますね。インタビューの時間が足りません…!
N: ふふふ(笑)
──それにしても、「楢成電鉄」ってかなり大きい私鉄ですよね。
N: そうですね。全路線を足すと全長250kmくらいありますね。
──現実だとここまで広いのはあまりない…?
N: いえ、関西だと近鉄とか。全線で400kmくらい距離があるので。
──近鉄ってそんなに大きかったんですね! なるほど、「楢成電鉄」の感じをさらにイメージしやすくなりました。

ダイヤグラムを見なくても頭の中で全部思いつく
──路線の中で、自分の思いつきに自信のあるところはありますか?
N: 何かあったかな…。そうですね…。この大掛かりな時刻表を全部作った時は「あー、やっと終わった!」と達成感がありましたね。もう締切間近の作家みたいな感じで作っていたので。
──齟齬なく一人で完成させるって相当大変だったんじゃないでしょうか。
N: 実際に走らせた時に事故が起こらないように、追突も正面衝突もなく、かつ、利用者に不便のないように均等にダイヤを動かして…って考えるのは大変でしたね。
──ダイヤグラムの勉強をされていたんですか?
N: ダイヤグラム自体はあんまり興味がなくて…。勉強はしていません。ダイヤグラムを見なくても頭の中で全部思いつくので。
──頭の中で思いつく?
N: 書きながら「たぶんこの急行はそろそろ各駅停車に追いつくから、各駅停車をどっかの駅で退避して逃がしてやらなきゃ」とか。時間を見れば頭の中で大体すべての電車の動きがわかってくるので、わざわざ図で線とかに表す必要はないです。書くのもめんどくさいですし。
──それでJRの接続とかも含めて考えて、時刻表を完成されたんですね…!
N: そうですね。年単位の作業でした、これは。
──路線を考える際、各駅の発展具合は島の構造も考えて作っておられると思うのですが、何か参考にしたものはありますか?
N: 参考…うーん。JTBの時刻表は一番最初に路線図が載っているので、小学生の頃はそれを読み込みながら「どういうところに街があるのかなぁ」と考えていたんですけど…。最近は旅行とか、今までの人生で蓄えた経験と知識でやっているので。特段参考にしたものは無いですね。
──実際に見た町並みを思い返したりされているんですね。
N: そうですね。あとは大学で地理の勉強をしていて。町の成り立ちとか、あとは平野の成り立ちとか、どういう地質なのかとか、人の文化も学んだので、そういう知識も生かされていますね。
──大学を経てさらにレベルアップしているんですね。特産品とかも考えられそうなほど、詳細に設定してらっしゃるなと思っていました。
N: 確かにここまでくると考えられますね。
──電車の車内アナウンスの口上も考えてらっしゃいますよね。テレビ出演の際も、「オードリー」の若林さんから急に「いつも聞こえるアナウンスってどんなんだったっけ?」と振られて、間髪入れずにアナウンスされてましたけど…。
N: あれ自体は別に事前に作っていなくても頭の中で思いつきますね。放送がパターン化されていて大体覚えているので。あ、でも「地下鉄堀川線」の車内放送はまとめてありますよ。

──何から何まで…! つり革広告とかも最終的に作成されそうですね。
N: 広告もいつかはやってみたいですけどね。私鉄の車内のサイネージに出す所要時間の図とかはもう全部考えたので。あとは発車メロディも作れたらいいんですけど、なにぶん音楽に関する知識と技術が全くと言っていいほど無いので…。普段はYouTubeで聞き流したりしています。

日ごろから「理解者のいない趣味だな」と思っていて
──最後に、これからの目標は何ですか?
N: 目標というか、今後やってみたいことはバスの路線図です。
──町がさらに現実味を帯びますね!
N: そうですね。まぁ、バスの路線図自体は昔から描いているっちゃ描いているんですが、細かすぎて自由帳一冊に収まりきらなくて。小学生の頃は、よくカレンダーの後ろにバスの路線図をぶわーっと描いていたんですけど。
──バスの路線図まで昔から手掛けていたとは…。
N: 今は「瑞島」のあたりが明確に町のイメージが思い浮かぶので、この辺のバスの路線図を作ってみたいなーと思ってはいるんですけど、どこから取り掛かろうかなってだいぶ悩んでいるんです。とりあえずは、運営する企業を「楢成」にするのか、それとも市営にするのか、運営事業者のところから考えていこうかな、と。
──コミュニティバスとかもありますもんね。
N: あと、「楢成」とかのホームページも作りたいですね。クリックするだけでその駅の時刻表が全部出てくるとか。本気の鉄道会社のホームページを「楢成」バージョンで作りたいなーって思いつつ、作り方全然わかんねーなーって(笑)
──確かに難しいですね…!
N: 日ごろから「理解者のいない趣味だな」とは思っていて。口頭だけで「趣味は架空の路線図を作ることです」と言っても、やっぱり皆「はぁ」ってなるんです。この自由帳を持ってこないとどうにも説明できなくて。ホームページを作ることはできないけど、このままこの趣味を眠らせておくのもちょっともったいないかな、どこまで通用するのかな、って思ったので、テレビに出してみました。
──それがあの”神回”に繋がった…というわけですね! たくさんの方が注目されている名倉さんのご趣味…さらなる発展を私も楽しみにしています!

Q.「シュッとしてるもの」って何だと思いますか?
N: たぶんカッコいいって意味だと思うんですけど、自分の中では「スピード感がある」っていうイメージがあるので、カッコよくてスピード感があるとなると、やっぱり新幹線かな。
Q.自分の名前で缶詰を出すとしたら、中に何を詰めますか?
N: これ今日一日考えていて…まずはこの路線図を全部詰め込んでやろうかなと! あとは地元が静岡県で、浜名湖の近くに住んでいたので、浜名湖の風景も詰め込みたいです。趣味とは全然関係ないんですけど、自分の原点にあたる地域なので、浜名湖と浜松駅の風景を。
名倉宏明

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静岡県出身、転職して大阪の鉄道会社に。3~4歳の頃から今まで20年間、架空の鉄道路線図を描き続ける。好きな漫画は『名探偵コナン』(小学館刊)。
